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10月21日の記録

今日は昼から事例演習刑法の第1部1問目を解答。私人間効力や部分社会の法理についての論点と平等原則の問題。易しめだったので当てはめに力を入れつつ答案も丁寧に書いたので、6枚で1時間50分という感じでした。本試験ではありえない余裕ですが、こういう一歩一歩が大事ですね。

解説を読んだところ、法律論はまぁこんなものかという中身でしたが、解説が若干親切でないというか、問題に即して事実の評価の部分などを十分説明していないような、そんな気がしました。自分で考えろということでしょうし、この問題であれば自分でもほとんど指摘できていたので全然よいのですが、おそらくこれを解く受験生の中には僕より公法が苦手な人もいるだろうし、本試験で求められている能力の多くは事実の要領よい評価なのですから、もっと丁寧に解説すべきでしょう。

何か前にもこんなことを書きましたが、試験を作る側の教員はもう少し真面目に受験に向けた解説をすべきでしょう。そもそも彼らは実際に4時間で憲法・行政法の答案を書ききることができるのでしょうか、ということです。それで解説にはやたら高尚な議論を詰め込んだりして、実際の試験ではおそらく評価されないようなことを書いているわけで。
この点、僕のゼミの先生は法教で相当マニアックなリレー連載を書いていたのですが、先生は「パッサブルになってほしい」とか書きつつも、実際はそうではないことは認識しています(なので、授業も論文も受験とは一線を画しています)。
しかし、問題演習本を作るのであれば、そこでは「受験」をもっと意識してほしいものです。受験対策を丁寧にやることが間違っているのであれば、試験自体が間違っていると言うべきであって(実務家登用試験としてはアリだと思いますが、そもそも2時間で憲法の答案を起案させることが現在の実務においていかほどの意義があるのかについては別途疑問のあるところです)、試験問題を変えろと言いたいところです。例えば「いわゆる制度的保障について論ぜよ」とか、そういう問題を出せばいいんじゃないですか、ということです。冗談ですけど。

こんなテンションのことを書いているのは、夕方からクラスメイトと飲んでいたからでした。合格者1名に僕を含めて不合格者3名という面子でしたが、前向きな会になってよかったです。後半では試験と関係ない、相当腐った話をしていました。自分たちの落ちた理由がいろいろ分かった気がします。
話によると、今年は合格者も就職活動で大変だということです。合格した彼は発表前に内定を持っていたのでよいのですが、他のクラスメイトは結構苦戦しているようで。僕も内定はいただいていたのですが、今年はこんなことになってしまい、来年の進路は合格しても未確定です。一応来年も訪問はさせてもらえるかもしれませんが、一度期待を裏切ってしまった以上、どうなるか分かりませんので。
そんな話も含めて、いろいろ励ましてもらって、元気の出た飲み会でした。元気が出すぎて上記のようなことを書いてしまったりしましたが。

帰宅後は刑訴の短答を100問ちょっと。意外と細かな話題が多く、短答プロパーを潰していかないとなぁということを実感しました。正直去年はそこまで十分手が回っていませんでしたが、今年はそのあたりにも手を出す余裕があると思います。

行政法のまとめも若干進めましたが、昨日と合わせて処分性のまとめを終わっただけです。調子に乗れればまとめはどんどん進むと思われるので、今のところはこんなところです。
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No title

失礼します。事例演習憲法ですが、我が校ロースクールで憲法をご教授されておられるM田教授、K下教授が確か執筆者の中にいたかと思います。この本自体、ロースクールの演習授業の問題やレジュメをもとに作ったそうです。そして、両名の作成した教材や授業が受験上役に立つのかは微妙なところというのが合格者の方々の意見です。とすれば、この本が受験対策の上でもっと紙面を割いてほしいことが書かれているかというと・・・・という風に思いました。
突然すいません。毎日立ち寄らせていただいているロースクール受験生です。

コメントありがとうございます

>きようさま

どうもはじめまして。
このように何の得にもならないブログを毎日見ていただいているとのことで、どうもありがとうございます。

事例研究憲法の評判は、確かに事例研究行政法に比べるとあまりよくないですね。今年の本試験には的中問題が出ていますが、問題をざっと見たところ、本試験の水準に達している問題はちょっとなさそうです(本試験の憲法は、問題自体は非常によく出来ていると思います。僕も含めたほとんどの受験生が2時間で要求に応えることができないだろうという意味では微妙ですが)。
ただ、現在事例研究を解いているのは、どちらかというとインプットのためのアウトプットという側面があって、問題となりうる論点を一通り潰せるという点では意味があるのかな、という気がしています。幸か不幸か、学部・ローを通じて、憲法については過剰というべき内容の講義を受けてきているので、知らない学説があるとかそういう話ではなく、問題に即してどういう議論が求められているのかという基本的なところが押さえられればよいので。

何にせよ、自分の中で必要なものとそうでないものを選びながら勉強していく必要はありますね。それにしても、受験対策がどうとかいって中途半端な教材を作られるのは困るなぁというのが偽らざる実感ではあります。
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眠れる豚

Author:眠れる豚
名前:眠れる豚
2009年度新司法試験で討ち死にしてしまったため、再チャレンジのために淡々と勉強してきた法務博士(無職)。2010年の試験では何とか合格することができました。

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